当院の花粉症治療
当院の鍼灸治療が花粉症に効く理由は、大きく3つの作用によります。
1 炎症の抑制・血流改善
花粉症の症状(鼻づまり・目のかゆみなど)は 粘膜の炎症が主な原因です。
鍼灸刺激によって 血流が改善すると、炎症を抑える物質(抗炎症サイトカイン)が増えます。
ヒスタミンの過剰分泌を抑える 効果を発揮。
➡鼻詰まりや目のかゆみが軽減されます。
2 免疫バランスの調整(Th1/Th2バランス)
免疫には Th1(感染防御型) と Th2(アレルギー型) という2つの反応があります。
花粉症の方は Th2が優位 になり、ヒスタミン(くしゃみ・鼻水の原因)を過剰に分泌しています。
鍼灸刺激により Th1/Th2のバランスを整える ことで、アレルギー反応を軽減するのです。
➡ 免疫系に作用する鍼をすることで、症状を和らげます。
3 自律神経の調整
花粉症は、免疫システムが過剰に反応することで症状が現れます。この免疫の暴走には「自律神経のバランスの乱れ」が深く関係しています。
自律神経には2つの働きがあり、
交感神経(緊張・興奮・アレルギー反応を促進)
副交感神経(リラックス・アレルギー反応を抑制)
花粉症の方は 交感神経が過剰に働く ことで免疫バランスが崩れ、アレルギー症状が強くなりやすいのです。
➡ 鍼することで副交感神経を活性化し、交感神経とのバランスを整えるため、アレルギー反応を和らげる効果があります。
まとめ
鍼灸治療は 自律神経を整え、免疫バランスを調整し、炎症を抑えることで、花粉症の症状を緩和します。
即効性を感じる方もいますが、継続的な施術がより効果的です。
「薬に頼らず、体質から改善したい」 という方が特におすすめです。