※患者さんの了承を得た上で書いています。
帯状疱疹の患者さんを治療しました。
夜に首筋が痛くなり、翌日帯状疱疹と診断。一日2回の点滴を三日間続けたそうですが、夜間も痛みが強く不眠が続いていました。
発症5日目に鍼灸治療開始。
帯状疱疹は、神経の走行にそって痛みが広がります。
鍼灸師は神経の解剖学を学び、得意分野は痛みを鎮(しず)めることです。
今回は左首から左顔面に痛みが集中していたため、腕神経叢と呼ばれる神経の塊があるところからスタートし、顔の神経にそった治療を行いました。
打った後、患者さんは痛みが減り、良く眠れるとのことです。
同じような症状で苦しんでいる方を減らしたいと思っております。